Bijra(ビジュラ)について
平凡を壊し、個性を輝かせる——街の鼓動が鳴り響く
ブランドストーリー
Bijra(ビジュラ)は、2015年、宮崎県延岡市の小さな倉庫を改装した工作室から誕生した。当時、地元のミュージシャン、 グラフィックデザイナー、そして腕に覚えのあるジュエリー職人たちが集まり、「都会のストリートカルチャーと 地方の遊び心を融合させたジュエリー」を作ろうというアイデアで始まった。
「Bijra」の名前は、フランス語で「宝石」を意味する"bijou"に、冲縄の伝統芸能「ビーチカ」のリズム感を取り入れた造語だ。 都会のヒップホップ文化と地方の個性的な感性を掛け合わせた、この名前が象徴するように、Bijraは常に「境界を超える」 デザインを追求している。
原点:地方から世界へ
延岡の街中に響く自主制作のビート、海辺で友人たちと繰り広げるラップバトル、倉庫の壁に描かれるストリートアート—— これらの地元のエネルギーを、世界中のストリートカルチャーと融合させることが、Bijraの原点だ。
「我々は地方から来たが、視野は世界だ。
地元の情熱を、ストリートの言葉で世界に伝える」
—— Bijra 創業メンバー
クリエイティブプロセス
Bijraのデザインプロセスは、まるでトラックを作るようなものだ。デザイナーたちはまず「ビート」となる基本形を作り、 そこに「ラップ」のようなディテールを重ねていく。時には既存のデザインを「サンプリング」して新しい形に再構築することもある。
素材にもこだわりがある。925銀をベースに、時には廃棄された自転車のパーツや古い時計の部品を再利用することも。 「何でも使える」というヒップホップの精神を、ジュエリー作りに反映させているのだ。
ストリートで認められる存在
2017年、東京のクラブイベントで初めて展示したときから、Bijraは瞬く間にシーンの注目を集めた。ラッパーたちが 「このデザイン、俺の新曲の世界観にピッタリ」と即座に共感し、次々と着用するようになった。
現在では、国内はもちろん、ロサンゼルス、ロンドン、上海のストリートシーンでもBijraのデザインが見られるようになった。 だがその原点は、宮崎県延岡市の倉庫工作室にある。そこでは今でも、若いクリエイターたちが集まって、新しい「ビート」を作り続けている。
場所は関係ない。
表現する勇気がすべてだ。
Bijraは、君の声を世界に届ける。